ウルシ

分類体系ウルシ科
原産地
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
樹脂を含み、これを漆などの塗料として利用するが、特にウルシに近縁の種
(Rhus および Toxicodendron 属)は、ウルシオールまたはラッコールを多く含み、
これによってアレルギー性皮膚炎を起こしやすい。

また、果実の果肉に高融点の中性脂肪を含むものが多く知られ、しばしばこれを
広義の蝋として利用する。種子の中の胚の子葉に蓄えられた貯蔵栄養素も、
主として脂肪であるものが多く、ナッツ類として食用になるものがある。

経済植物としては、ウルシのほか、果樹のマンゴー、ナッツ類として利用される
カシューナッツ、ピスタチオ、香辛料とされるコショウボク(ピンクペッパー)、
また和蝋燭の原料の蝋を採取するハゼノキなどを含む。
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