分類体系 | ウルシ科 |
原産地 | |
開花時期 | |
樹脂を含み、これを漆などの塗料として利用するが、特にウルシに近縁の種 (Rhus および Toxicodendron 属)は、ウルシオールまたはラッコールを多く含み、 これによってアレルギー性皮膚炎を起こしやすい。 また、果実の果肉に高融点の中性脂肪を含むものが多く知られ、しばしばこれを 広義の蝋として利用する。種子の中の胚の子葉に蓄えられた貯蔵栄養素も、 主として脂肪であるものが多く、ナッツ類として食用になるものがある。 経済植物としては、ウルシのほか、果樹のマンゴー、ナッツ類として利用される カシューナッツ、ピスタチオ、香辛料とされるコショウボク(ピンクペッパー)、 また和蝋燭の原料の蝋を採取するハゼノキなどを含む。 |