ツツジサツキ

分類体系ツツジ科 ツツジ属
原産地日本
開花時期5月下旬〜6月上旬 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
サツキは常緑の低木で、関東地方以西の本州のほか、屋久島に隔離分布しています。
日当たりがよく、増水すると水没してしまうような川沿いなどに自生しています。
ヤマツツジなどよりも1か月ほど遅く咲きます。
園芸用に乱獲されたほか、河川の護岸工事、ダムの建設によって生育地が少なくなり、
絶滅が懸念される植物の一つです。
 江戸中期にツツジのブームがあり、数多くの園芸品種が作出されました。
これらをおおまかに区別するために、4月から5月中旬に開花するものを「つつじ」、
5月下旬から6月上旬に開花するものを「さつき」と呼び始めました。
「さつき」のほとんどは遅咲きの野生のサツキ(ロードデンドロン・インディカム)を
改良したものなので、「さつき」イコール「サツキ」、またはその園芸品種という
概念ができました。日本原産の植物なので、栽培は容易です。
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