分類体系 | ニシキギ科ニシキギ属 |
原産地 | 日本各地から朝鮮半島・中国 |
開花時期 | |
落葉低木で、高さ3〜4mほどになります。 初夏に、房状の花序(集散花序)を出し、緑白色から淡紫色の小さな花を多くつけます。花は長い柄の先に吊り下がり、径8mmほどで、花弁は5枚でほぼ円形です。 葉は、対生(対になってつく)で、幅5cm、長さ15cmほどになる長楕円形で、 葉先は鋭三角形状です。葉には細かい鋸歯(葉の縁のギザギザ)があります。 後述する仲間のマユミの葉によく似ています。 果実は径1cmほどの球形で、最初は緑色〜赤褐色の種皮に包まれていますが、 晩秋に裂開し朱色の仮種皮に包まれた種子を通常5個ぶら下げます。 この仮種皮を剥くと白い色で表面が滑らかな種子が出てきます。 樹皮は灰色で平滑です。 秋には黄色から紅葉します。 |