テンドロビュウム

分類体系ラン科 セッコク属
原産地東南アジア
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
原種が1000以上あると言われ、その色や形、特徴も多岐にわたる。
そのため、鉢植えで育てる愛好家も多い。
デンドロビウムは、ギリシア語の「デンドロ(木)」と「ビウム(生ずる)」に
由来し、野生では主として樹上に着生する。
略号はDen.である。

特徴は、茎が多肉の棒状になることで、そこから節ごとに数枚の葉を並べる。
花は、蘭の花として、比較的特徴の少ない形で、唇弁は他の弁より丸くて
大きいだけで、特に目立った特徴はない。
花は茎の節、葉腋から出て単独か束生状、あるいは総状花序をなす。

多くの改良品種や交配品種があり、観賞用として出回っているものの
多くは花が茎の節ごとに短い柄の先に少数ずつつくノビル系、
茎の先端から長い穂状に花序を伸ばすファレノプシス系
(胡蝶蘭・ファレノプシスの花序に似ている)で、この2つがもっともよく作られる。
しかし、それ以外のもいくつかの系統があり、さらに多様な原種が知られる。
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