タカサブロウ

分類体系キク科 タカサブロウ属の一年草
原産地日本では北海道を除く本州以南
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
世界の暖帯から熱帯に広く分布し、日本では北海道を除く本州以南に生育する一年生草本。
田圃や畦、水路壁などに生育しており、いわゆる水田雑草の一つである。
名前の由来は不明だそうである。
姿かたちからはキクの仲間とは思いつきにくいが、夏から秋にかけ、次々と白いキクの花を咲かせる。
果実(痩果)もキクの仲間とはイメージが違うが、種を取る頃のヒマワリと思えば似ていなくも無い。
種子は褐色に熟し、水で散布される。

 日本に古くから生育しているタカサブロウのほかに、乾燥した荒地にも生育するアメリカタカサブロウがある。
在来のタカサブロウは直立する傾向があり、アメリカタカサブロウは地きわで
枝分かれし、節から根を出して広がる傾向があるが、この違いは明瞭ではない。
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