タイアザミ(トネアザミ)

分類体系キク科アザミ属ナンブアザミ変種 (多年草)
原産地本州(関東・東海)
開花時期9月〜11月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
  茎は直立し、上部で良く分枝し、高さ60cm〜150cmになります。白い髄があります。
  頭花は短い柄があり、紅紫色で、横向きか、やや下向きに咲きます。
総苞は鐘状球形で、粘着しません。花冠は約2cmです。
総苞片の先は太く長い刺になります。ナンブアザミに比べると、葉と総苞の刺が太くて長いです。

花柄は普通は長いですが、イガアザミのように短縮して花が密集するもの、
アズマヤマアザミのように葉腋に1個ずつ付けるものなど、変異が多いです。
  葉は互生し、長さ約30cmになります。基部で茎を抱きません。

羽状に中裂して裂片に鋭く長い刺があります。
ナンブアザミに比べると、葉の切れ込みが深く、葉や総苞片の刺が太くて長いです。
根生葉は花期にはありません。
  果実には多数の羽毛状の冠毛があり、風によって散布されます。
  ナンブアザミの変種です。横須賀市産が剪定基準標本となっています。
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