リコリス

分類体系マメ科 カンゾウ属
原産地日本、中国
開花時期7月中旬〜10月中旬 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
リコリス属の仲間には、秋の彼岸のころになると、あぜ道などに群生して咲く
ヒガンバナ(マンジュシャゲ Lycoris radiata)がありますが、
リコリス属は種類が多く、早い種類は7月から、遅い種類では10月から開花します。
多くは日本や中国に広く分布していて、日本には帰化した種も含めて、
シロバナマンジュシャゲ(L. albiflora)、キツネノカミソリ(L. sanguinea)、
ナツズイセン(L. squamigera)、ショウキラン(L. aurea)などが自生または
栽培されています。いずれも開花期間は1週間ほどと短いです。
出葉時期は種によって異なり、早春に出葉するもの(キツネノカミソリ、
ナツズイセン、インカルナータなど)と秋に出葉するもの(ヒガンバナ、
シロバナマンジュシャゲ、ショウキランなど)がありますが、いずれも
初夏になると葉はすべて枯れます。
 従来、ヒガンバナは日本ではあまりよいイメージがなかったため、
生産は多くありませんでした。
しかし、欧米でのリコリスに対する人気の高まりとともに、その価値が見直されて
きました。
花色は赤、白、黄、オレンジ、ピンク、紫と豊富で、光沢のある花弁が美しく、
園芸品種も多くつくられています。

inserted by FC2 system