オニグルミ

分類体系クルミ科クルミ属
原産地日本と樺太
開花時期5 - 6月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
主に山間の川沿いなどでよく見られる。
大型の奇数羽状複葉で、特に初夏の開花時期には垂れ下がった雄花序と共によく目立つ。
風媒花で雌雄同株。雌花は新枝の先に10個ほど穂になって咲き、雌蕊は真っ赤で二股である。 
雄花は前年の枝に多数房となって垂れ下がる。

種子(仁)は食用になるが、広く市販されるテウチグルミやシナノグルミに比較して
やや小さく、殻が厚めで非常に堅いので、仁を綺麗に取り出すのは容易ではない。
その分、味は濃厚で保存性が良い。また、リスやネズミの食料としても重要である。
 一般に野生のクルミ全般をオニグルミと呼ぶこともある。
日本においてクルミ属で自生するものには、他にヒメグルミがある。

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