ノゲイトウ(セロシア)

分類体系ヒユ科 / ケイトウ属(セロシア属)
原産地アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯
開花時期5月〜11月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
ノゲイトウの花色は淡いピンクから濃い赤紫色で、ロウソクの炎のような形をしています。
花序は水分が少なくかさかさしており、枝ごと切り取って逆さに吊るしておくだけで、
簡単にきれいな色のドライフラワーができ上がります。
園芸植物として主に観賞されてきたのは、本種ノゲイトウ(Celosia argentea)と
ケイトウ(C. cristata)の2種で、ともに高温と乾燥に強く、荒れ地でもよく育つ
丈夫な植物です。
また、ノゲイトウは1m以上の草丈に育ちますが、近年ノゲイトウにそっくりな
キャンドル状の花序をもった、コスモシリーズやスパイキーシリーズなど、
草丈の低い品種が流通しています。
こちらはノゲイトウとは別種の、セロシア・スピカータ(C. spicata)とされています。
ノゲイトウのタネは低温では発芽不良になるので、気温が上がる5月以降にまきましょう。
好光性種子なので、覆土は不要です。発芽した苗は本葉2〜4枚の小さなうちにポットに
鉢上げしましょう。
移植が遅れると小苗のうちに花が咲いてしまい、草丈が伸びないので注意が必要です。

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