分類体系 | ヒユ科 / ケイトウ属(セロシア属) |
原産地 | アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯 |
開花時期 | 5月〜11月 頃 |
ノゲイトウの花色は淡いピンクから濃い赤紫色で、ロウソクの炎のような形をしています。 花序は水分が少なくかさかさしており、枝ごと切り取って逆さに吊るしておくだけで、 簡単にきれいな色のドライフラワーができ上がります。 園芸植物として主に観賞されてきたのは、本種ノゲイトウ(Celosia argentea)と ケイトウ(C. cristata)の2種で、ともに高温と乾燥に強く、荒れ地でもよく育つ 丈夫な植物です。 また、ノゲイトウは1m以上の草丈に育ちますが、近年ノゲイトウにそっくりな キャンドル状の花序をもった、コスモシリーズやスパイキーシリーズなど、 草丈の低い品種が流通しています。 こちらはノゲイトウとは別種の、セロシア・スピカータ(C. spicata)とされています。 ノゲイトウのタネは低温では発芽不良になるので、気温が上がる5月以降にまきましょう。 好光性種子なので、覆土は不要です。発芽した苗は本葉2〜4枚の小さなうちにポットに 鉢上げしましょう。 移植が遅れると小苗のうちに花が咲いてしまい、草丈が伸びないので注意が必要です。 |