ノブドウ

分類体系ブドウ科 ノブドウ属
原産地北海道〜沖縄の山野
開花時期7〜8月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
2分岐した巻きひげで他物にからみつく。
茎は暗灰褐色で節の部分は膨らむ。
茎は毎年枯れるが、基部は木質化して直径4cmほどになる。
枝ははじめ粗い毛が密生するが、のちに無毛。円形の皮目が多い。
巻きひげは各節からでる。葉は互生。

葉身は長さ8〜11cm、幅5〜9cmのほぼ円形で、3〜5裂する。裂片の先は尖り、縁には
粗く浅い鋸歯がある。基部はハート形。裏面の脈腋にはまばらに毛がある。
葉と対生して集散花序をだし、小さな花を多数つける。花は直径3〜5mm。
花弁と雄しべは5個、雌しべは1個。
果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して、虫えいを作ることが
多く、紫色や碧色などになる。
正常な果実は少ない。種子は長さ3〜5mm。

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