薊[あざみ]

分類体系菊(きく)科
原産地
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
葉は羽状に裂け、縁にとげがある。                
沖縄の八重山では、とげを「あざ」と呼ぶことから、「あざぎ」
(とげの多い木)と呼ばれ、しだいに「あざみ」になった。
「アザム」の言葉に由来するという説もある。
「アザム」には「驚きあきれる」とか「興ざめする」の意味があり、
花が美しいので手折ろうとするとトゲにさされて痛いので、
「驚きあきれ、興ざめする」ということから この名前がついたらしい。
 昔、イギリスで、スコットランドとイングランドが戦争をしていた時、
この痛いトゲでスコットランドを守ったことから、
今もスコットランドの国(地方)の国花となっている。
薊の種類はいろいろあり、どれもよく似ていて分類が難しい。
日本だけでも60種類もあるらしい。              
春咲きのアザミはごく少なく、ほとんどのアザミが夏から秋にかけて咲く。        
花のあとはタンポポみたいな種(たね)になり、 風に乗って飛びます。

inserted by FC2 system