分類体系 | マメ科 ネムノキ属 |
原産地 | 日本、中国、南アジアの暖地から熱帯 |
開花時期 | 頃 |
葉は2回偶数羽状複葉。花は頭状花序的に枝先に集まって夏に咲く。 淡紅色のおしべが長く美しい。香りは桃のように甘い。果実は細長く扁平な豆果。 マメ科に属するが、マメ亜科に特徴的な蝶形花とは大きく異なり、花弁が目立たない。 陽樹であり、荒れ地に最初に侵入するパイオニア的樹木である。 河原や雑木林に生え、高さは10mにもなる[3]。芽吹くのは遅いが、 成長は他の木と比較すると迅速である。 ネムノキ属は主として熱帯に150種ほどが分布するが、 その中でネムノキは飛び抜けて耐寒性が強く高緯度まで分布する。 温帯で広く栽培され、一部で野生化している。 和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じること(就眠運動)に由来する。 漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていること から付けられたものである。 |