ナツハゼ

分類体系ツツジ科 / スノキ属
原産地北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島、中国中部
開花時期10月〜11月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
花や果実を観賞するだけではなく、果実を生食やジャムなどに加工して
楽しむブルーベリーの仲間で、近年人気の高い植物です。
ナツハゼ以外にも日本には、コケモモやアサマブドウとも呼ばれるクロマメノキなど
19種が、北海道から沖縄までの広い範囲に自生します。
これらの果実は、ブルーベリーのものよりも小さく、数も少ない種類が多いのですが、
ジャムにすることもできます。
特にナツハゼの果実は房状に数多くつくので、ジャムにするとつくりごたえがあります。
コケモモやクロマメノキは夏に冷涼な環境の場所を好むため、ロックガーデンで
栽培されますが、ナツハゼは日本の平地に自生する植物なので、暑さ寒さに強く、
栽培が容易です。
紅葉も美しく、姿も野趣に富み、和洋を問わず庭植えすることができます。
なお、ナツハゼもほかのツツジ科の植物と同じく、酸性土壌を好み、細い根が
地表近くに張るので、水はけがよく、極端に乾きすぎない土壌で育てます。
また、ツツジ科植物のタネは微細ですが、ブルーベリーの仲間も例外ではありません。
果実をかみ砕くと、口に残るごく小さい粒々がタネです。

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