ミズナラ

分類体系ブナ科 コナラ属
原産地鹿児島県高隈山を南限に、北は北海道から樺太・南千島
開花時期5-6月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
近縁のコナラやクヌギより寒冷な気候を好み。
日本の山地から亜高山帯にかけて自生している。
ブナと並んで落葉広葉樹林の主要樹種の一つである。
ブナに比べると、やや明るい場所を好む。樹高は、大きなものでは35 mに達する。
葉はつやのない緑で、コナラよりももっと波打つようなはっきりした鋸歯(
輪郭のギザギザ)がある。
長さ5 cmほどの花を咲かせ、秋には実(ドングリ)が熟す。

なお、日本国内ではミズナラから派生した変種としてフモトミズナラ
(近年まで“モンゴリナラ”と呼ばれてきた丘陵帯分布の集団)およびミヤマナラ
(偽高山帯分布の矮性個体の集団)の存在が知られている。

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