ミズキンバイ

分類体系アカバナ科チョウジタデ属
原産地
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
河川の砂州や平地の水田など、自然的・人為的攪乱(かくらん)の起こりやすい環境を好む攪乱地依存植物である。
洪水や耕起などによって、植生が破壊され、陽光の当たる裸地が生じると、
千切れたシュート片や埋土種子の発芽などにより、群落を拡大させる。
春から秋にかけて5花弁からなる黄色の一日花を咲かせる。
果実は刮ハであるが、成熟してもユリやハナショウブのように果実は裂けず、
種子を撒かずにそのまま果実ごと落下する。
土壌に埋没した後、数か月をかけて果皮が分解され種子が散布される。

本種は這って生育するため、草丈はせいぜい50〜60cmである。
太陽光が充分に当たらないと生育できないため、ヨシやガマなど本種よりも草丈の
高い植物が生い茂ると、光をめぐる競争に負けてしまい、生育できない。

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