レモンエゴマ

分類体系シソ科 シソ属
原産地本州中部以南の太平洋側〜九州の山地の林縁
開花時期9〜10月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
高さ100〜250cm、茎には1〜2mmの長軟毛が疎生、または密生する。
葉は卵形〜広卵形で長さ10〜20cm、巾6〜10cm、先は尖り、鋸歯があるが基部では暖味である。
葉の質は厚く、時に薄く、色は鮮緑色〜濃緑色。
花穂は太く短い円柱形で、その長さは野生種のトラノオジソやセトエゴマに比べてかなり短い。
花冠は白色、時に桃白色、長さ4〜 6mm、雄しべは花冠からほとんど突出しない。
萼は花時の長さ4〜7mm、果期には約1cm、短軟毛と長軟毛が生える 。
苞は卵形〜広卵形で中肋から縁がやや波うつように反り返 り 、鋭先頭、
縁の毛は短くて疎らであり、あまり目立たない。
色は緑色で果時宿存性。分果は約2mmの偏球形で隆起した網紋があり、色は白色〜淡褐色〜褐色、また灰色〜灰褐色。各地で栽培され、野生化したものも多い。

茎は軟毛が密生し、高さ20〜70cmになる。 
茎には0.2〜0.3mmの下向きに曲がった短軟毛が密生する。
葉は長さ7〜12cmの葉柄があり、卵形〜広卵形で、長さ8〜12cm、幅6〜8cm、先は尖り、鋸歯があるが基部では曖昧になる。
葉面には 0.1〜0.2mmの短毛があり、 長毛は無い。 葉の裏面や葉脈、 
葉柄が赤紫色を帯びることが多い。脈上に軟毛、裏面に腺点がある。
枝先に長さ10〜18cmの花序に唇形花をつける。花冠は淡紅色、長さ4〜5mm。
雄しべは花冠からほとんど突出しない。葯の色は赤紫色。
萼は花時の長さ4〜6mmで短軟毛が密生し、0.7〜1.2mmの長毛が生える。
果期に少し大きくなる。 
苞は横長の楕円形〜平円形で凸頭、 巾3.5〜4.5mm、 長さ4〜5mm、 縁に長毛が疎ら
にあり、 色は白っぽく、 花穂が伸び出すと大きく反り返り、 果時には殆ど脱落する。
分果は偏球形で網紋があり、直径約1.3mm。葉を揉むとレモン様の香りのするものがある。

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