イトバハルシャギク

分類体系キク科ハルシャギク属
原産地南北アメリカ
開花時期6〜9月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
糸葉波斯菊(イトバハルシャギク)は多年草である。
コレオプシス属は70種から80種くらいが分布する。
同属のコレオプシス・ティンクトリア(Coreopsis tinctoria)に
波斯菊(ハルシャギク)の和名があり、属名の和名もハルシャギク属という。
「波斯」はペルシャのことで、漢字では「春草菊」とも書く。
本種の原産地は北アメリカで、東部を中心に分布する。
草丈は30センチから40センチくらいである。
名前の通り葉は細く切れ込んで糸状に分裂し、輪になって生える(輪生)。
開花時期は6月から9月である。
茎の上部に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので
花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径5センチくらいの黄色い花
(頭花)をたくさんつける。
舌状花の色はピンクのものもある。
舌状花は8枚で、コスモスに似ている。
そのため、宿根コスモス(シュッコンコスモス)の名でも流通している。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が
種子のように見えるもの)である。

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