アルメリア(ハマカンザシ・浜簪)

分類体系イソマツ科
原産地ヨーロッパ
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
まっすぐにのびた細い茎の先端に丸いピンクの花をたくさん
咲かせます。
一つの花のように見えますが、実は小花が中心から外に向かって
開くのでくす玉のような花形に見えるのです。

 草丈は15〜20cm、常緑で濃緑色の細い葉がマット状に茂り、
花色はピンクの濃淡のほか赤や白があります。柔らかそうな花に見えますが
触るとカサカサとした感触があります。

 最も多く出回っているのは、アルメリア・マリティマ(ハマカンザシ)、
切り花に向く、アルメリア・ラティフォーリア、
小形種のアルメリア・ケスピートーサ(ヒメカンザシ)などがあり、
一度花壇に植えると毎年花を咲かせます。

 属名のアルメリアは、ケルト語の「armar(海に)」という意味で、
この植物が海浜に自生しているからといわれています。
また英語でも「sea pink(海のナデシコ)」で、
和名も「浜簪(ハマカンザシ)」と、すべて海に関連した名前がついています。

 別名は、細くてかたい葉を松にみたて「マツバカンザシ(松葉簪)」です。
ヨーロッパでは古くから親しまれている花で「レディス クッション」とも
呼ばれるそうです。 
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