分類体系 | イソマツ科 |
原産地 | ヨーロッパ |
開花時期 | 頃 |
まっすぐにのびた細い茎の先端に丸いピンクの花をたくさん 咲かせます。 一つの花のように見えますが、実は小花が中心から外に向かって 開くのでくす玉のような花形に見えるのです。 草丈は15〜20cm、常緑で濃緑色の細い葉がマット状に茂り、 花色はピンクの濃淡のほか赤や白があります。柔らかそうな花に見えますが 触るとカサカサとした感触があります。 最も多く出回っているのは、アルメリア・マリティマ(ハマカンザシ)、 切り花に向く、アルメリア・ラティフォーリア、 小形種のアルメリア・ケスピートーサ(ヒメカンザシ)などがあり、 一度花壇に植えると毎年花を咲かせます。 属名のアルメリアは、ケルト語の「armar(海に)」という意味で、 この植物が海浜に自生しているからといわれています。 また英語でも「sea pink(海のナデシコ)」で、 和名も「浜簪(ハマカンザシ)」と、すべて海に関連した名前がついています。 別名は、細くてかたい葉を松にみたて「マツバカンザシ(松葉簪)」です。 ヨーロッパでは古くから親しまれている花で「レディス クッション」とも 呼ばれるそうです。 |