エスキナンツス

分類体系イワタバコ科ナガミカズラ属(エスキナンツス属)
原産地東南アジア
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
日本にも西表島に長実蔓(ナガミカズラ)が分布し、属名の和名をナガミカズラ属という。
本種の原産地はマレー半島、カリマンタン島、ジャワ島などである。
草丈は80センチから100センチくらいである。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は厚く艶がある。
開花時期は8月から3月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、
赤い筒状花をつける。
花筒の部分はオレンジ色をしている。
花冠の先は唇形に裂ける。
上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
雄しべと雌しべが花冠から飛び出している。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aeschynanthus はギリシャ語の「aischuno(恥ずかしい)+anthos(花)」
からきている。赤い花をたとえたものである。
種小名の speciosus は「華やかな」という意味である。
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