分類体系 | イワタバコ科ナガミカズラ属(エスキナンツス属) |
原産地 | 東南アジア |
開花時期 | 頃 |
日本にも西表島に長実蔓(ナガミカズラ)が分布し、属名の和名をナガミカズラ属という。 本種の原産地はマレー半島、カリマンタン島、ジャワ島などである。 草丈は80センチから100センチくらいである。 葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。 葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。 葉の質は厚く艶がある。 開花時期は8月から3月である。 茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、 赤い筒状花をつける。 花筒の部分はオレンジ色をしている。 花冠の先は唇形に裂ける。 上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。 雄しべと雌しべが花冠から飛び出している。 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 属名の Aeschynanthus はギリシャ語の「aischuno(恥ずかしい)+anthos(花)」 からきている。赤い花をたとえたものである。 種小名の speciosus は「華やかな」という意味である。 |