エレムルス

分類体系ユリ科エレムルス属
原産地中央アジアの西部
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
現在では数種類の原種とその交配種が出回っている。
草丈は50センチから200センチくらいである。
葉は細長い線形で、根際に広がる。
開花時期は5月から7月である。
茎先に円柱状に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。
花被片は6枚で、花の色は白、黄色、オレンジ色、ピンク、クリーム色などがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
デザートキャンドル(desert candle)、フォックステイルリリー(foxtail lily)などの英名がある。 
属名の Eremurus はギリシャ語の「eremos(砂漠)+oura(尻尾)」からきている。

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