分類体系 | ユリ科エレムルス属 |
原産地 | 中央アジアの西部 |
開花時期 | 頃 |
分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。 日本へは昭和時代の初期に渡来した。 現在では数種類の原種とその交配種が出回っている。 草丈は50センチから200センチくらいである。 葉は細長い線形で、根際に広がる。 開花時期は5月から7月である。 茎先に円柱状に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。 花被片は6枚で、花の色は白、黄色、オレンジ色、ピンク、クリーム色などがある。 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 デザートキャンドル(desert candle)、フォックステイルリリー(foxtail lily)などの英名がある。 属名の Eremurus はギリシャ語の「eremos(砂漠)+oura(尻尾)」からきている。 |