エビデンドラム

分類体系ラン科 エピデンドラム属
原産地中南米
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
日本で一般的に流通しているエピデンドラムは、
そのなかでもリードステムエピデンドラムというタイプの交配種になります。
野生種は1〜数mにも伸びる細長い茎をもち、その頂部に半ボール状に小輪花を
多数つけます。このままでも花は美しいのですが、株が長く伸びすぎて商品価値がないため、
現在の交配種は茎を短く改良し、鉢物としても楽しめる大きさにされたものです。
もともとの色彩はオレンジ色が主流でしたが、品種改良が進むにつれ、
赤、黄色、ピンク、白などの色彩もふえ、現在では色とりどりのボール状に
咲く花を楽しむことができます。
 主に鉢植えで長く楽しめますが、切り花にしたり、生け花での利用もふえています。
まったく形状の異なるエピデンドラムも多数ありますが、
リードステムタイプ以外は原種ランとして分類され、エピデンドラムといえば株の頂部
にボール状の花を咲かせるものとして知られるようになっています。

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