分類体系 | キク科 アザミ属 |
原産地 | 北半球 |
開花時期 | 頃 |
スコットランドの国花。 葉は深い切れ込みがあるものが多い。また葉や総苞にトゲが多く、 さわるととても痛いものが多い。 頭状花序は管状花のみで作られていて、 多くのキクのように周囲に花びら状の舌状花がならばない。 花からは雄蘂や雌蘂が棒状に突き出し、これも針山のような景色となる。 花色は赤紫色や紫色をしている。種子には長い冠毛がある。 若いときには根出葉があり、次第に背が高くなり、茎葉を持つが、 最後まで根出葉の残る種もある。 草原や乾燥地、海岸などに出るが、森林内にはあまり出現しない。 別名刺草。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、 花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。 |