分類体系 | スイカズラ科 |
原産地 | 東アジア、メキシコ |
開花時期 | 5月〜10月 頃 |
アベリアは、公園や道路沿いに数多く植栽されています。 庭木としての利用はまだ少ないのが実情ですが、 コンパクトで好みの大きさに剪定することができるうえに、 花が美しいのはもちろん、斑入りなど、 葉の観賞価値の高い園芸品種もあっておすすめの花木です。 アベリアは、19世紀中期にイタリアで作出された交配種です。 両親の長所である四季咲きといえるほど長い開花期や、 半常緑でありながら寒さに強いという特徴を受け継いだ、 優秀な園芸品種といえます。 アベリアの野生種は、日本、中国、ヒマラヤ、メキシコに15種が分布する常緑、 または落葉の低木で、日本には4種が自生しています。 別名のツクバネウツギは漢字では「衝羽根空木」と書きますが、 これはウツギに似た姿で、プロペラのように広がる5枚の萼が花後も残り、 羽根つきの羽根のように見えることに由来しています。 |