アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)

分類体系スイカズラ科
原産地東アジア、メキシコ
開花時期5月〜10月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
アベリアは、公園や道路沿いに数多く植栽されています。
庭木としての利用はまだ少ないのが実情ですが、
コンパクトで好みの大きさに剪定することができるうえに、
花が美しいのはもちろん、斑入りなど、
葉の観賞価値の高い園芸品種もあっておすすめの花木です。
アベリアは、19世紀中期にイタリアで作出された交配種です。
両親の長所である四季咲きといえるほど長い開花期や、
半常緑でありながら寒さに強いという特徴を受け継いだ、
優秀な園芸品種といえます。
アベリアの野生種は、日本、中国、ヒマラヤ、メキシコに15種が分布する常緑、
または落葉の低木で、日本には4種が自生しています。
別名のツクバネウツギは漢字では「衝羽根空木」と書きますが、
これはウツギに似た姿で、プロペラのように広がる5枚の萼が花後も残り、
羽根つきの羽根のように見えることに由来しています。

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