アッツザクラ

分類体系キンバイザサ科
原産地南アフリカ
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
アッツザクラは鉢物としての流通が多く、小鉢でも楽しめるかわいらしさが魅力の花です。
高山植物のようにも見え、花の印象からアッツザクラと呼ばれるようになったものと思われますが、
南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、北太平洋のアッツ島とはまったく関係ありません。
サクラやサクラソウが5弁なのに対し、本種は6弁です。
主に英国で園芸品種がつくり出されましたが、近年、日本でも品種が育成されています。
球根は直径1cmほどの小さな球茎で、掘り上げて長期間乾燥させると枯れやすいものです。
宿根草を育てる要領で、掘り上げずに休眠中でも多少の湿り気を保つのが安全です。
自然開花は5月から6月ですが、促成栽培や、早春の芽出し前の球根を冷蔵しておいて
秋以降に咲かせることもできるため、鉢物の流通は11月から4月の長期にわたります。

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