アロニア

分類体系バラ科
原産地北アメリカ東部
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
果樹または観賞用樹木として利用される。英語名はチョークベリー(Chokeberry)。
日本にあるカマツカに似ているので、セイヨウカマツカという和名もある。

アロニア属には実が赤く熟すアロニア・アルブティフォリアAronia arbutifoliaと、
黒く熟すアロニア・メラノカルパAronia melanocarpa(英語名は
ブラックチョークベリーBlack Chokeberry)の2種があり、
またその交雑種で暗紫色に熟すアロニア・プルニフォリアAronia x prunifoliaも
栽培される。
耐寒性が高く、北米のほかロシアなどでも多く栽培される。

アロニアの実は、ポリフェノール(アントシアニンの色素)をブルベリーの2倍以上含んでいます。
ポリフェノールは人の体の中の活性酸素を消去する働きをしています。
食べたとき、渋味を感じますが、それはポリフェノールが多い証拠です。
このため、抗酸化活性が小果樹類の中で最強グループにランク付けされます。

アントシアニンは、目の機能に関するロドプシンの再合成を促し、目の各機能を回復する力があります。
その他にも、欠陥の保護、透過性の増強、血液循環の改善、高血圧の防止などに役立ち、
老化予防にも効果があります。

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