分類体系 | マメ科 ヌスビトハギ属 |
原産地 | 北アメリカ |
開花時期 | 頃 |
1940年代に北米から渡来したとされることがある外来種です。 関東地方以西に広がっているとされています。 名の「荒地」の通り荒地や造成地などに自生します。 草丈50cm〜1mほどになる多年草です。 茎は、ほとんどの場合斜上します。 初秋〜秋の初めにかけて、茎の先に長さ20〜30cmほどの房状(総状花序)の 花序に、長さ1cmほどの小さな淡紅紫色の花を、花茎に並べるように多くつけます。 花はマメ科特有の蝶型花です。 葉は三出複葉(3枚の小葉からなる葉)です。 小葉は、やや細長く長さ5〜8cm、幅2〜4cmほどで葉先は三角形状です。 時に、葉先は丸味を帯びます。 果実は袋果で、果実の袋が3〜5個であるのが特徴です。 果実は緑色から秋に入るころには褐色に熟します。 果実には毛が密生していてマジックテープのように衣服などにくっつく「ひっつき虫」です |