分類体系 | ナデシコ科センノウ属 |
原産地 | ロシアの中央アジア地方 |
開花時期 | 6〜9月 頃 |
ヤグルマセンノウともいう。 茎は直立し、約90センチメートルになり、全株は疎毛に覆われ、葉は対生する。 茎頂に径2.5センチメートルで先端が二つに裂けた5弁花を頭状に密生する。 花色は赤、白、桃。八重咲きもあり、観賞用に栽培される。 本種は小アジア、シベリア原産であるが、この属にはヨーロッパ原産のスイセンノウ、 古く中国から渡来したセンノウ、 日本の自生種マツモトセンノウL. sieboldii Van Houtteなどがある。 栽培は肥沃(ひよく)な日当りのよい場所に適す。 繁殖は実生(みしょう)または挿芽による。 |