アブラギリ(油桐)

分類体系トウダイグサ科アブラギリ属
原産地中国
開花時期5〜6月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
高さ8〜16m。樹皮は淡灰褐色で、平滑、縦に浅いしわがある。
枝は太くて無毛。はじめ緑色でのちに暗褐色。
葉は互生。葉身は長さ15〜20cm、幅8〜16cmの卵形〜広卵形。
先はとがり、基部はハート形。浅く3裂するものが多く、縁は鈍い鋸歯がある。
裏面の脈腋に褐色の毛がある以外は両面とも無毛。葉柄の上端に柄のある腺が1対ある。
葉柄は紅色を帯び、長さ6〜12cm。雌雄同株。
枝先に円錐花序をだし、直径2cmほどの白い花をつける。
花弁は5個で、基部は淡黄色。開花後しばらくすると花弁の基部や花糸は紅色を帯びる。
雄花には雄しべが9〜10個、雌花には花柱が3個(2中裂)ある。
果実は堅果。直径約2〜2.5cmの扁球形で溝が3個ある。
熟しても裂開しない。種子は普通3個入り、直径約1cm。
 冬芽は、頂芽だけが発達する。頂芽は半球形で長さ7〜12mm。
芽鱗は7〜12個。葉痕は円形で大きく、左右に托葉痕がある。
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