ユリノキ

分類体系モクレン科 ユリノキ属
原産地北米
開花時期5月から6月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
チューリップノキ、ハンテンボクなどの別名がある。
ユリノキあるいはチューリップノキは学名を使ったもので、チューリップに似た
黄緑色の花が咲く事によっている。
花の大きさは直径5〜6cmで結構大きいのだが、色的にあまりめだたないことと、高い
梢の上に咲くので気づかれないことが多い。
ビルの窓から撮影する必要があり、残念ながら画像がない。
もう一つの別名のハンテンボクは、葉の形を半纏(はんてん)に見立てたもので、その
ままでお人形さんの着物に使えそうな形である。
このような葉の先端が2つに分かれている植物は珍しい。
原産地の北米では直径1m、高さ60mを越えるものもあるという。
下の画像でも6階の高さになっており、20mを越えているはずである。
近年は、街路樹をこのように高く仕立てることが流行っている。
高所作業車を使っての剪定は大変であろうが、都市における高木仕立ての街路樹は
景観的にも美しいのみならず、ヒートアイランド現象の軽減にも貢献できるに違いない。
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