ヤエチョウセンアサガオ[八重朝鮮朝顔]

分類体系ナス科チョウセンアサガオ属の多年草
原産地中国南部〜印度
開花時期7〜10月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
日本へは江戸時代に中国経由で伝わった。
和名の「朝鮮」は広く異国を意味する。
八重朝鮮朝顔(ヤエチョウセンアサガオ)はその園芸品種である。
草丈は80センチから100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
時として向かい合って生える(対生)こともある。
葉の先は尖り、縁は波打つ。
開花時期は8月から9月である。
葉の脇に朝顔(アサガオ)に似た漏斗状の花を下向きにつける。
花の色は紫色や黄色である。
花冠の長さは10センチから15センチくらいあり、筒部が長くて先が浅く5つに裂ける。
「八重」の名がつくが、花は2段咲き、3段咲きである。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、短い棘がたくさん生える。
熟すと割れて灰色の種子を飛ばす。
全草に有毒物質のアルカイドを含む。
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