分類体系 | ツツジ科 ツツジ属 |
原産地 | 日本 |
開花時期 | 5月下旬〜6月上旬 頃 |
サツキは常緑の低木で、関東地方以西の本州のほか、屋久島に隔離分布しています。 日当たりがよく、増水すると水没してしまうような川沿いなどに自生しています。 ヤマツツジなどよりも1か月ほど遅く咲きます。 園芸用に乱獲されたほか、河川の護岸工事、ダムの建設によって生育地が少なくなり、 絶滅が懸念される植物の一つです。 江戸中期にツツジのブームがあり、数多くの園芸品種が作出されました。 これらをおおまかに区別するために、4月から5月中旬に開花するものを「つつじ」、 5月下旬から6月上旬に開花するものを「さつき」と呼び始めました。 「さつき」のほとんどは遅咲きの野生のサツキ(ロードデンドロン・インディカム)を 改良したものなので、「さつき」イコール「サツキ」、またはその園芸品種という 概念ができました。日本原産の植物なので、栽培は容易です。 |