直径15cmほどの実が割れると、綿様の長い毛にくるまれた種子が風で舞い散る。 パンヤ科の「パンヤ」とはこの綿のことでぬいぐるみやクッションの詰め物に使う。 種子は直径1cmほどの黒褐色のもので、暖かい地域では種子から発芽が可能である。 挿し木でも増やせるが、種から育てたほうが幹が膨らみやすい。 園芸名として「トボロチ」や「パラボラッチョ」の名称が使われることがある。