分類体系 | ラン科 セッコク属 |
原産地 | 東南アジア |
開花時期 | |
原種が1000以上あると言われ、その色や形、特徴も多岐にわたる。 そのため、鉢植えで育てる愛好家も多い。 デンドロビウムは、ギリシア語の「デンドロ(木)」と「ビウム(生ずる)」に 由来し、野生では主として樹上に着生する。 略号はDen.である。 特徴は、茎が多肉の棒状になることで、そこから節ごとに数枚の葉を並べる。 花は、蘭の花として、比較的特徴の少ない形で、唇弁は他の弁より丸くて 大きいだけで、特に目立った特徴はない。 花は茎の節、葉腋から出て単独か束生状、あるいは総状花序をなす。 多くの改良品種や交配品種があり、観賞用として出回っているものの 多くは花が茎の節ごとに短い柄の先に少数ずつつくノビル系、 茎の先端から長い穂状に花序を伸ばすファレノプシス系 (胡蝶蘭・ファレノプシスの花序に似ている)で、この2つがもっともよく作られる。 しかし、それ以外のもいくつかの系統があり、さらに多様な原種が知られる。 |