分類体系 | クワ科 |
原産地 | 中央アジア |
開花時期 | |
大麻(たいま)とは、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。 マリファナとも。 花から製造されたものをガンジャ、樹脂をチャラス、ハシシと呼ぶ。 含有される約60種類のカンナビノイド、特にテトラヒドロカンナビノール (THC)には薬理作用があり、紀元前からから用いられてきた。 嗜好品、また医薬として用いられ近年では医療大麻とも呼ばれる。 喫煙、気化、飲食により成分を摂取することで用いられる。 大麻(麻)の繊維は、日本では古くからしめ縄、祓い具(おはらい)としての 神事の大麻などに用いられてきた。 1912年の万国阿片条約を1925年に補足した際に、 大麻が精神等に害毒を起こすことを理由に国際法上、流通や使用が制限された。 その有害性は、今日までさまざまに議論されてきた。 21世紀に入り大麻の有害性の再評価を求める動きが強まっている。 ほとんどの国で違法薬物であるものの、国によって合法化や非犯罪化がされている。 日本では大麻取締法により、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)の 花や葉の許可のない所持は、医療目的であっても使用、 輸入ならびに所持は禁止されている。 |