ショウジョウソウ

分類体系トウダイグサ科
原産地ブラジル
開花時期7月〜11月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
草丈はおよそ80cmで低木状に茂ります。園芸では春にタネをまいて夏〜秋に鑑賞して
枯れる春まき一年草として扱うのが一般的です。
サマーポインセチアの名前で出回ることもあります。

茎の頂点近くに付く葉の基部が朱色に色づくのが特長です。
花は茎の頂点にまとまって付きますが、あまりぱっとしません。
見頃は夏〜秋で、平地では寒さがくる11月頃までキレイに色づいた葉を楽しむことが
できます。
非常に丈夫で、一度植えてその後の環境が合えば、自然にこぼれた種から勝手に生えてきます。

ショウジョウソウの名前は朱色に色づいた葉を、空想上の生き物
「猩猩(しょうじょう)」に例えたものです。
猩猩は顔が赤いのだそうです。
ちなみにポインセチアにはショウジョウボクの和名があります。

種小名のヘテロフィラは「異種の葉をもつ」の意で、楕円形、タマゴ形、
途中でくびれたバイオリン形など様々な形の葉が付くところに由来します。

基本的な性質や生育サイクルはハツユキソウ〔E. marginata〕に準じます。
茎や葉を切ると出てくる乳液のような汁は触れるとかぶれることがあるので、
切り花などにする際は気をつけます。

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