分類体系 | フトモモ科 |
原産地 | ブラジル南部〜パラグアイ |
開花時期 | 12月〜1月 頃 |
スリナムチェリーはつやのある葉が美しく、観葉植物としても楽しめる常緑性の果樹です。 その小さな果実は、カボチャのような形で、熟すと赤色になります。 熟した果実は生食するほか、ジャムやジュース、果実酒などさまざまに利用されます。 熱帯地域で広く栽培されており、特にブラジルで盛んに栽培利用されています。 ただし、果実の皮が薄いため保存がきかず、日本では生の果実はほとんど流通していません。 原産地では、8mの高さに生育することもありますが、強い剪定に耐えるので生け垣 としても利用され、台湾や沖縄では果樹としてではなく、 むしろ庭園樹や生け垣としての利用のほうが一般的です。 寒さに比較的強いので、関東地方南部の海沿いでは、戸外でも越冬することがあります。 |