すもも

分類体系バラ科サクラ属の落葉小高木
原産地
開花時期7 - 8 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
果実はスモモ系は6月下旬から8月中旬、プルーンの系統は9月頃収穫できる。
果実は紅や黄色、果肉は淡黄色や紅色など品種によって異なる。
代表的な品種としては「大石早生」、「ソルダム」、「サンタローザ」、
「メスレー」、「太陽」、「ケルシー」など。比較的新しい品種では「紫峰」、
「月光」、「貴陽」、「秋姫」、「いくみ」などがあり、これらの品種は従来種
より糖度が高く、生食用に品種改良されている。
葉が紅色のハリウッドは受粉樹に向く。
スモモは自分の花粉では結実しにくい自家不和合性なのでほとんどの品種で受粉樹が
必要である。日本での主産地は山梨県など。 

桃とは異なる種で、同じバラ科サクラ属の梅、杏、桃の花粉を利用して人工授粉させる
ことができる。
長果枝は開花しても結実しにくいので、中短果枝および花束状短果枝を出させる剪定を
冬季に行う。
開花期に霜に当たると、不完全花となり結実しないため、
開花時期に晩霜に遭わない地域が適する。
成木なのに収量が少ないのは受粉樹が近くにない・受粉樹との相性が悪い・低温晩霜に当たったのが原因と考えられる。
発芽する前に石灰硫黄合剤を散布して葉や果実が膨れ上がるふくろみ病を防ぐ。
シンクイムシ・アブラムシ・カイガラムシ・イラガ等がつく。 

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