分類体系 | タデ科 ソバ属 |
原産地 | |
開花時期 | |
草丈は60-130cmで、茎の先端に総状花序を出し、6mmほどの花を多数つける。 花の色は白、淡紅、赤、茎の色は緑、淡紅、濃紅で、鶏糞肥料のような臭いを放つ。 果実の果皮色は黒、茶褐色、銀色である。主に実を食用にする。 種まきをしてから70-80日程度で収穫でき、痩せた土壌やpH6程度の土壌でも成長し 結実することから、救荒食物として5世紀頃から栽培されていた。 しかし、痩せた土地では結実するだけで収穫量は少ない。 他の主食となる作物と比較すると作付面積当たりの収穫量は依然として少ないままに 留まっている。 日長反応の違いから、感光性が弱い夏型、強い秋型、 両者の中間タイプの中間型があり、中間タイプはさらに夏型に近い中間型、 秋型に近い中間型に分れる。 さらに、栽培形態として、播種期の違いにより春播きの夏蕎麦と 夏播きの秋蕎麦がある。 |