センペルビブム・マキギヌ

分類体系ベンケイソウ科 / クモノスバンダイソウ属(センぺルビウム属)
原産地ヨーロッパ〜中東、ロシア、コーカサス、モロッコ
開花時期2月〜7月 (種類による)
* * * * * 特徴 * * * * *
寒さにたいへん強い、春秋生育型のロゼットタイプの多肉植物です。
国内では山野草としても流通します。品種により1芽の直径は1〜15cm程度。
充実した株からはランナーが伸び、その先に子株をつけ、群生します。
 冬は戸外の寒さで赤黒く紅葉しますが、春に気温が上がってくると紅葉色がさめ、
それぞれの品種独自の発色をしながら生育を始めます。
白い繊毛で新芽が覆われる巻絹(Sempervivum arachnoideum)や、銀葉の先が紫褐色
に色づくカルカレウム‘ニグラム’(S. calcareum ‘Nigrum’)、そのほか
赤、紫、茶色などやそれらの中間色の品種が豊富にあり、色の多様さはほかの
大きな属にも引けをとりません。
ヨーロッパ中・南部からコーカサス、中央ロシアにかけての山岳地帯に分布し、
約40の原種が知られています。
ヨーロッパやアメリカでは古くからセンペルビウムは趣味園芸として楽しまれており、
今では数千に及ぶ園芸品種が知られています。
落葉性の種類もあり、栽培難易度も種類によって異なります。
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