ニゲラ(クロタネソウ)

分類体系クロタネソウ属キンポウゲ科
原産地地中海沿岸〜西アジア
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
白や青、紫紅色の花弁のように見える部分は萼片で、苞と呼ばれる糸状の葉が花を
包むように覆っています。
本当の花弁は退化していて目立ちませんが、八重咲きの品種では花弁が萼片のように
発達しています。
一般に親しまれる種は、南ヨーロッパ原産のクロタネソウ(Nigella damascena)です。

秋まき一年草で、花壇植えや切り花として利用されています。
花後にできる果実は大きく発達し、このころに収穫して風通しのよい日陰に吊るして
乾燥させれば、ドライフラワーになります。
また、果実には多くのタネが入っていて、バニラのような芳香があります。
こぼれダネでもよくふえます。
インドでカレーのスパイスとして利用される種はニゲラ・サティバ(N. sativa)で、
ブラッククミンと呼ばれていますが、日本ではほとんど栽培されていません。

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