日本では、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の 七草の一つに数えられている。 和名は、かつて大和国(現:奈良県)吉野川(紀の川)上流の国栖(くず)が 葛粉の産地であったことに由来する。 漢字は葛を当てる(「葛」で表記する場合もある)。