一般的にクスノキに使われる「楠」という字は本来は中国のタブノキを指す字である。 別名クス、ナンジャモンジャ(ただし、「ナンジャモンジャ」はヒトツバタゴなど 他の植物を指して用いられている場合もある)。 暖地で栽培される変種としてホウショウがある。食用となるアボカドや、 葉が線香の原料となるタブノキ、樹皮が香辛料などに利用されるシナモンは 近縁の種である。