クロバナヒキオコシ

分類体系シソ科ヤマハッカ属
原産地北海道および本州の近畿地方以北の日本海側
開花時期8-9月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
高さは50-150cmになり、茎は4角になり、稜には下向きの細毛がある。
葉は対生し、3角状広卵形で、長さ6-15cm、幅3-7.5cmになり、先端は鋭くとがり、
基部は広いくさび形に狭まり葉柄の翼となって流れる。
葉は薄く、縁には鋸歯があり、表面に毛がまばらに生え、裏面の葉脈上に短い圧毛と
腺点がある。

茎の上部の葉腋から集散花序を出し、それが集まって大型の円錐花序になり、多数の花をつける。花冠は長さ5-6mmになる暗紫色の唇形。
萼は5裂して細毛があり、花時には長さ2.5mm、果時には3-3.5mmになる。
果実は倒卵形になる分果で、長さ1.5mmになり、分果の先に短い白毛がある。
種小名 trichocarpus は「有毛果実」の意味。

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