分類体系 | シソ科 |
原産地 | 東南アジア |
開花時期 | 6月-10月 頃 |
現在栽培されているものは人の手によって改良された園芸品種ですが、 大元となったのはその中でも1〜数種の野生種です。 その特徴は赤や黄色、紫など様々な色彩と模様が織りなす美しい葉で、 和名の「キンランジソ(金襴紫蘇)」や別名の「ニシキジソ(錦紫蘇)」を名は体を表す といった感じです。 暑い気候でよく育ち、夏向きの鉢植や寄せ植え、花壇に広く利用されています。 本来は毎年育つ多年草ですが、寒さで枯れてしまうことが多く、一年草として 扱うこともあります。 日本ではタネから育てる『実生系(みしょうけい)』の品種が主流でしたが、 近年ヨーロッパからさし木でふやす『栄養繁殖系』の品種が再導入され、 春〜夏にかけて流通するようになりました。 栄養繁殖系コリウスは種類が豊富でよりどりみどり、性質も丈夫で扱いやすいので 一気に普及した感があります。 色々な品種をまとめて植えた花壇は色彩が多い割に雑多な感じにならずよくまとまります。 夏〜秋にかけて茎の頂点から花茎を長く伸ばして小さな花を穂状に咲かせます。 花色は白地でうっすらと青色が入ります。 葉のような派手さはありませんが、じっくり見るとキレイな花です。 |