コマツナギ

分類体系マメ科
原産地日本の本州から九州、朝鮮半島、中国
開花時期
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* * * * * 特徴 * * * * *
日当たりの良い、原野、道端などに生える草本状の小型の低木である。
根は、硬くて丈夫である。幹は高さ60 - 90cmで、径1.5cmぐらいになる。
枝は細長く緑色であり、多数分岐する。
葉は互生で、短い葉柄を持った奇数羽状複葉である。
小葉は、4 - 5対につき、長楕円形あるいは、倒卵形である。
先は円形で細い微凸起があり、基部も円形でごく短い柄がある。
長さ10 - 15mm、幅5 - 12mmで、全縁である。葉の両面には、柔らかい伏毛が多い。
夏から秋にかけて葉腋から花柄を出し、長さ3cmばかりの総状花序をつけ、
紅紫色の美しいチョウ状の花を開く。花は長さ5mm、小花柄は萼よりも短い。
萼は筒状で、5裂し、有毛である。開花後、長さ3cmばかりの円柱形の豆果を生じ、
中に3 - 8個の種子を含む。
和名は「駒繋ぎ」という意味で、茎が丈夫で、馬をつなぎとめることができることから
名付けられた。

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