キク

分類体系キク科キク属の植物
原産地
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
秋に咲く花であるが、短日性植物で、電照などを用いた作型の分化により、
周年供給されている(電照菊を参照)。
食用にする「もってのほか」などの品種もある(食用菊を参照)。
花言葉は「高貴」である。
観賞園芸的には和菊、生産園芸的には洋菊が中心に栽培されている。
また、切花としては温室での電照栽培で周年出荷されている。バラ、カーネーションと
ともに生産高の多い花卉となっている。

日本では、薬草や観賞用植物として平安時代より用いられ、宮中では菊の節句とも
呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行われ、
現在でも皇室園遊会(観菊御宴)として行われている。
日本で菊の栽培が盛んになったのは、栽培のプロセスが冬に芽をとり、春に植え、
夏に成長させ、秋に観賞するといった具合で、イネの栽培と類似していることが
影響しているとの説がある。
現在では各地に愛好会ができる一方で、秋にはそれらが主催の品評会が開かれている。

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