キイジョウロウホトトギス

分類体系ユリ科ホトトギス属 の多年草植物
原産地紀伊半島南部の半日陰の岩場等に自生
開花時期9月下旬から10月下旬 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
茎は長さ30〜100cmで垂れ下がりほぼ無毛、笹の葉型の葉をつけます。

 夏の終わりから秋にかけて葉腋に釣鐘型の黄色い花を下向きに1〜3個ずつ
つけます(蕾が若いときは上を向いています)。
冬期には地上部は枯れ休眠します。
ジョウロウホトトギス(トサジョウロウホトトギス)、サガミジョウロウホトトギス、
スルガジョウロウホトトギスと非常に
似ています。

 「トサ〜」は「キイ〜」と比べると葉に艶がなく極短い柄があり、
茎には毛があって、花被片内側の模様は先端部まであります。

 「サガミ〜」はやや小型で茎は無毛、茎の先端に総状の花序をつけ、蕾は下を向き、葯は黄色。

「サガミ〜」より葉が細く、茎がより短くて葯が赤褐色なのが「スルガ〜」です。
ちなみにキイジョウロウホトトギスは、黄女郎(きじょろう)〜ではなくて
紀伊上臈(きいじょうろう)〜です。

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