分類体系 | カヤツリグサ科カヤツリグサ属 |
原産地 | |
開花時期 | 頃 |
背丈は30cm程度、大きいものでも50cmくらい。全体に緑色で、つやがある。 根元には少数の細長い葉がある。その真ん中から直立する茎を伸ばす。 茎は節がなく、枝分かれせず、真っすぐに伸び、先端に花序をつける。 茎の断面は、三角形になっている。 花序の基部には葉の形の苞が数枚あり、何枚かは花序より長い。 根元の葉が少ないので、全体としては頭でっかちな姿である。 小穂は平らで細長く、多少褐色を帯びる。 小穂が小軸からやや大きい角度で突き出し、それがずらりと並んでブラシのように なったものが茎の先端から伸びた柄の先にいくつかついて、 そういう柄が茎の先端から数本伸びたものが花序を形成している。 茎の先端に直についた穂もある。 花は小穂の鱗片の中に収まり、雌しべを雄しべが取り囲むだけの簡単なもの。 雌しべは成熟して果実になると、鱗片とともに脱落する。 果実は褐色でつやがあり、断面は三角形をしている。 |