カヤツリグサ

分類体系カヤツリグサ科カヤツリグサ属
原産地
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
背丈は30cm程度、大きいものでも50cmくらい。全体に緑色で、つやがある。
根元には少数の細長い葉がある。その真ん中から直立する茎を伸ばす。
茎は節がなく、枝分かれせず、真っすぐに伸び、先端に花序をつける。
茎の断面は、三角形になっている。

花序の基部には葉の形の苞が数枚あり、何枚かは花序より長い。
根元の葉が少ないので、全体としては頭でっかちな姿である。

小穂は平らで細長く、多少褐色を帯びる。
小穂が小軸からやや大きい角度で突き出し、それがずらりと並んでブラシのように
なったものが茎の先端から伸びた柄の先にいくつかついて、
そういう柄が茎の先端から数本伸びたものが花序を形成している。
茎の先端に直についた穂もある。

花は小穂の鱗片の中に収まり、雌しべを雄しべが取り囲むだけの簡単なもの。
雌しべは成熟して果実になると、鱗片とともに脱落する。

果実は褐色でつやがあり、断面は三角形をしている。

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