分類体系 | ヌマミズキ科カンレンボク属の落葉高木 |
原産地 | 中国 |
開花時期 | 頃 |
夏に咲く花は、ギンネム(銀合歓)に似ており、 秋に成る果実は遠くから見ると 栗の実のように見えます。 さらに、果実を近くで見るとクリ(栗) の実を軽小軟短にしたような形をしています (「それは似てないと言う」と言われそうですが)。 葉は長楕円形で大きく光沢があり、葉脈がはっきりしています。 互生に付き、葉表毛は無毛ですが、葉裏の基部には綿毛が密集します。 夏に淡黄色の花を咲かせ、秋に黄緑色をした球形の集合果をつけます。 用途としては、街路樹や家具等の加工材、製紙材、果実、根、茎葉に抗癌効果があり 薬用とされます。 この抗がん効果があることから、 英名では、Cancer tree、Tree of Life、Happy treeと呼ばれます。 但し、副作用が強いことから、現在では使用されていないようです。 また、中国ではカンレンボクの生命力が強く果実が多数成ることから子々孫々繁栄を 表す喜びの木ということで、キジュ(喜樹)と呼ばれます。 |