カナムグラ

分類体系クワ科 カラハナソウ属
原産地日本全国から中国、台湾
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
原野や路傍、河原などの荒地に生育している。
和名はツルの性質が強靭であることを「鉄」にたとえたものである。
  カナムグラの茎には丈夫な棘がついている。
写真では小さな棘のようであるが、とても丈夫であり、カナムグラの生育地を調査する
と、素肌の部分は大損害を被る事になる。
どのツル植物でもそうであるが、棘は下向きについている。
したがって、鎌などで刈り取ろうとすると、服や肌に逆らうことになる。
農作業では嫌われ者の植物であり、刈り取りにはそれなりの心構えが必要である。
カナムグラの戦略は、一応成功しているといえよう。
  河原では大群落を形成することがある。
ダム群によって水位が安定した河原では洪水の回数が減少し、ツル植物にとっては
絶好な生育地の1つとなっている。

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